2007
导演:小森健太朗
探偵小説における論理とは何か?不可解な謎に対する筋の通った合理的な説明が与えられたとき、「論理的」であると探偵小説読者は感じる。しかし、ここでいう「論理」とは論理学でいう「論理」のみならず、別の要素が介在している。探偵小説における「論理」を捉えるためには、遡って論理学の「論理」を捉え返す必要がある。ラッセル論理学に基づき、エラリー・クイーンなどの探偵小説における論理を論考する。新しい時代のミステリとコードの変容の係わりを考察し、新しい時代への対応法を大胆に提言する。 =====目次===== 第1部 現代論理学の形成と動向—ラッセルの論理哲学を中心として(ロゴスから論理へ フレーゲとラッセルの論理学的革新 ラッセルの記述理論の意義 ほか) 第2部 探偵小説の論理と公理(ホームズ物語と「モルグ街」の論理 詭弁論理とチェスタトンの逆説論理 ヴァン・ダイン...(展开全部)